世界の思想・理論、日本の思想・理論を対象にして、その理論的デプラスマンをすすめていきます。遺産から学んだ途端、わたしなりのデプラスマン(転移)がなされます。学び落として来たことも、ひろいあげていきます。
批判的な考察の場所です。思考技術を磨き上げていく場所です。そこから、可能条件をうみだしていきます。
わたしが基盤に据えているのは、ミシェル・フーコーと吉本隆明、そしてジャック・ラカン、さらにマルクス「資本」論理です。イリイチには批判思考を学びま した。世界線での基本的な理論は、重要なものをセレクトし、ほぼ学びえて領有しています。『哲学の政治 政治の哲学』1500頁の書に、それは記述されて います、思考の基礎です。これは、対象世界総体を描き出したものです。
言語の述語制をうきだたせるため、バンヴェニストの一般言語学の理論地平を、グレマス、ヤコブソンとともに領有している途上です。それをもって、日本語言 語理論を画定していきます。ラカンのシニフィアン理論を、そこへ介入させ、フーコーの一般文法の表象体系の言表・言説のランガージュ論を、吉本の<表出> 論とともに、ふまえて、創出します。これが、やっと、言語プラチック・言説プラチックの理論転移の基盤になるものです。理論の地盤になります。

思想thoughtとは、批判体系をもって、可能条件を明示していくことです。
理論theoryは、そのツールです。対象の創出と概念空間の転移です。
論理logicは、思考の構築です。新たな概念体系の構成です。
これらによって、新たな言説がつくられます。思考技術が、稼働していきます。

http://tetsusanjin.wix.com/my-dogs