わたしの「愉しみ」の場所です。
わたしの趣味は書道です。作品を仕上げた時に発表していきます。
音楽はCDを購入したりライブを聞いたときの観想を述べます。
映画は、観た観想を。そして「西部劇」論をのべていきます。
遊びの場所です。「快・楽」を「享楽」へと転じていくものです。

漫画Manga
マンガ好きです。子供の頃から、本とまんがをたくさん読みました。もっとも印象に残っているのは、杉浦茂の「猿飛佐助」であり、武内つなよし「赤胴鈴之 助」などです。1957年、紅孔雀以来、ラジオを聴く為に子どもたちはみなその時間家に帰ったものです、そして映画化、学校の校庭でむしろを敷いて観まし た。小学 5年まで、群馬県の片田舎に住んでいましたから、TVなどは、1、2軒しかなく、情報は、ラジオと少年誌、子ども新聞でした。千葉県の市川へ引っ越し、一 挙に情報的なものがふえました。1959年、小学5年のとき、週刊少年サンデーが発売され(そのときの長嶋茂雄が表紙であったことは鮮明に覚えていますが 中味はまったく記憶無し)、やがて赤塚不二夫のおそ松君のケムンパスを描いたり藤子不二雄のおばQを描いたり しながら、楽しくよんだものです。あまりにもたくさん読んで逆に貴重な記憶がなくなりました。いわゆる貸本マンガ世界から商業マンガ世界への転機にあった のだとおもいます。ただ、スポーツマン金太郎が、大洋ホエールズ優勝で大洋へ移籍する、水原が嫌いで西鉄三原がすきだった(少年誌から情報を得ていた)こ とも あり、そのときからホエールズフアンとなりました。(その後、野球文化学会でショートだった豊田さんと知り合い、稲尾・中西など破天荒な実話には、ほんと に笑ってしまう、貴重な話しを聞かされたものです。)中、高校時代はまったく本だけであったかと、手塚治虫はちらちらと読んではいたでしょうか、あまり好 き ではないものの魅かれてはいたよ うです。再び、マンガを読むようになったのは、学生時代からです。「ガロ」世代にかさなります。そして下宿の近くに貸本屋があり、毎日読むようになってい き、 いわゆ る「劇画」へはいっていきます。カムイ伝をむさぼり読んだのはもちろんですが、つげ義春が「ねじ式」をだした頃でしょうか。忍者武芸帳のアニメ化には失 望、ここから先は、マンガ論としてきちんと書いていくつもりですが、ジョージ秋山の「アシュラ」は衝撃的でした。マンガの力の方が、リアルさを表象しはじめてきた時代です。マルクス、ヴェーバーとマンガを等価に讀んでいた。

わたしのマンガ、ベストテン
1.宮崎駿『風の谷のナウシカ』:いかなる小説よりもすぐれていると思います。
2.白𡈽三平『カムイ伝』『カムイ外伝』
3.手塚治虫『火の鳥』:これは、手塚のなかで別格でしょう。
4.さいとう・たかお『ゴルゴ13』:全部読んでいます。
5.つげ義春:ネジ式以前の初期の方が好きです。
6.永島慎二:ノスタルジックでほのぼの。
7.上村一夫:エロス的な傑作でしょう。
8.諸星大二郎:『西遊妖猿伝』は圧巻。
9.安彦良和:とくに『虹色のトロッキー』『ナムジ』。ガンダムはのぞくすべて。
10.大友克彦:『AKIRA』は傑作ですが、映画では描けないマンガ描写ができてしまった人。
11. 谷口ジロー:『坊ちゃんの時代』は壮快、別格ですが、すべて好きです。
12. 池上遼一:艶やかな絵が好きです。
13.ちばてつや:初期の少女マンガ(『島つ子』『1.2.3.4.5,ロク』は実にいい。明日のジョーは好きではない。
現在的には、浦島直樹(いつも大きな期待が裏切られるも読んでしまう)、三浦建太郎、などそれなりに読んではいますが、いまいち。
少女マンガでは、山岸涼子(とくに『日出る処の天使』『舞姫テレプシコーラ』)、吉田秋生、竹宮恵子、が好きです。
刊行待ちしながらいま(2014,12現在)よみつづけているのは、『チェーザレ』、『ベルセルク』、『バカボンド』『Billy bat』、『天智と天武』、『天の血脈』『ヤマトタケル』、『西遊妖猿伝U』です。